香港 2008年12月24日(水曜日)
ディズニー拡張、新テーマランド建設へ[観光]
香港ディズニーランド(DL)は22日、既存の広さを1.3倍とする拡張工事計画を発表した。米ウォルト・ディズニーから工費約40億HKドル(約460億円)の全額援助を受け、テーマランド3カ所を新設する。現在は政府の認可待ちだが、早ければ3〜4カ月以内に着工する予定。2010〜11年の完成を目指す。

香港DLの金民豪(アンドリュー・カム)最高経営責任者(CEO)が明らかにした。開発面積12ヘクタールにテーマランド3カ所を新設し、10件以上の大型アトラクションを設置する計画。従来より刺激性の強いものや、香港の独自性を打ち出したものになるという。同園はこれまでにも新設アトラクションについて、20代前後の若者層の集客を見込み「低年齢化は避けるべき」などの意見が出ていた。
拡張により、工事期間と完成後の施設従業員で合計約6,000人の雇用創出につながるという。
投資額は政府のカイタクフェリーふ頭建設費の約半分に当たり、金CEOは10大インフラ建設になぞらえて「11番目に相当する」と話した。今回の出資は全額ウォルト・ディズニーによるものだが、持ち株比率は香港政府が57%、ディズニーが43%で変わらない。
また世界的な不況で来年は入場者数の伸び悩みが予想されることから、ローシーズンを迎える旧正月(春節)以降に半日チケットや、香港人向けDLホテル割引、さらに“ライバル”の海洋公園(オーシャンパーク)とのジョイント入場券も考慮しているという。
同日は香港DLに深センの出稼ぎ労働者による香港ツアー客約150人が初訪問した。2泊3日の行程で、海洋公園やビクトリアピーク、黄大仙などを回る予定。将来的には1日200人規模での受け入れが進む見通しだ。23日付香港各紙が伝えた。<香港>