香港 2009年1月29日(木曜日)
日港観光交流年が始動、文化イベント目白押し[観光]
日本政府と香港政府は23日、香港で「日本香港観光交流年」のオープニングセレモニーを行い、交流と協力促進に関する覚書を締結した。日本政府は、昨年の香港人訪日旅客数が他国・地域に比べて特に高い伸びを示したことに注目。交流イベントの強化などを通じて、観光促進につなげたい考えだ。

日本政府からは観光庁の本保芳明長官、香港政府からは旅遊事務署の方舜文(マーガレット・フォン)コミッショナーが出席し、覚書にサインした。
日本政府はインバウンド旅客の市場拡大を推進する「ビジット・ジャパン・キャンペーン」について、毎年一部の国・地域を重点市場とする観光交流年を設定している。昨年は韓国とフランスだった。香港は昨年10月に観光庁が発足してから初の交流年の相手先となる。
「日本香港観光交流年」は今年1年間、日本と香港が共通の枠組みの中で連携し、双方の観光促進をはかる。日本側は観光庁と日本政府観光局(JNTO)、香港側が旅遊事務署と香港観光発展局(HKTB)が中心になって推進する。
今年は日本人の海外渡航自由化45周年に当たり、日本政府が香港パスポート所持者に対し、90日以内の観光などを目的とした短期滞在の訪日ビザを免除してから5周年の節目となる。また香港人の昨年の訪日旅客数は前年同期比27.3%増の55万人と、他国・地域に比べ特に高い伸びを記録しており、今年の旅客増も期待できるものとして観光交流年の相手先に選ばれた。
一方、08年に香港を訪問した日本人旅客数は前年とほぼ同じ132万人だった。香港にとっても日本は重要な得意先として、交流促進でさらなる旅客を獲得したい考えだ。
両政府は交流年の公式サイト(http://www.s-smiles.net/)を立ち上げたほか、通年の主な交流イベントとして、香港側が◇レストランやホテルの割引クーポン付きパンフレットの作成◇東京・大阪・名古屋で地元と香港の観光業界のミーティング◇大学生の夏季訪日交流ツアー――など、日本側が◇日本の観光商談会への招待◇香港人夫婦100組を対象にツアープレゼント――などを予定している。<香港>