タイ 2009年5月29日(金曜日)
イスラエル・タイ合弁、複合施設を建設[建設]
イスラエルの不動産開発大手インダストリアル・ビルディングス・コーポレーション(IBC)と地場開発会社ペース・デベロップメントが合弁で、バンコク都心に複合施設を開発する。事業費は総額180億バーツで、ビルの1棟は国内最高層ビルにする計画。完成すると、都心の景観が様変わりしそうだ。
28日付各紙によると、複合施設「マハナコン」は、都心にある高架電車(BTS/スカイトレイン)チョンノンシー駅近くの敷地1万4,400平方メートルに建設する。
ビル2棟で構成し、高級コンドミニアム(分譲マンション)、ホテル、商業施設を入居させる。第3四半期に着工、2012年に完成の計画。敷地はキリスト教の団体から103年契約で借地する。
ビルのうち1棟は高さ305メートル。完成すると、バンコクの商業区プラトゥーナムにある「バイヨーク2」(85階建て、304メートル)をしのぐ国内最高層ビルになる。
事業費140億バーツは、両社が50億バーツずつ拠出し、残りを銀行融資で賄う。
■3合弁会社設立
両社は「マハナコン」を開発するため、合弁会社3社を設立する。3社の登録資本金は計45億バーツ、払込資本金が22億バーツ。出資比率は3社とも、ペースが51%、IBCが49%。
子会社「ペース・プロジェクト1」は、150室の高級ホテルを担当。ホテルは、米ホテル運営大手マリオット・インターナショナルが「エディション・バンコク」のブランドで受託運営する。
「ペース・プロジェクト2」は、200戸の高級コンドを担当。コンドの平均販売価格は1平方メートル当たり25万バーツ。リッツカールトン・レジデンスが住民サービスを担当する。
「ペース・プロジェクト3」は、総床面積1万平方メートルの商業施設を担当する。
IBCは、イスラエルの大手財閥フィッシュマン・グループ傘下の企業で、テルアビブ証券取引所に上場している。
ペースのオーナー、タチャクライシー家は、LPNデベロップメントの創業家。