タイ 2009年11月19日(木曜日)
靴のエコー、新工場などに8億バーツ[製造]
デンマーク系靴製造・販売のエコー(タイランド)は、今年から来年にかけて、総額7億〜8億バーツを投資する。靴の新工場建設で来年に生産量を今年見込み比15%増の680万足に拡大。研究開発(R&D)や靴型生産なども強化する。今年下半期からの景気回復で、特に米国での販売が拡大しており、需要増に対応する。
18日付各紙によると、今年は既に5億バーツを投資。うち2億8,500万バーツを、北部ピチット県の新工場建設の第1期に投じた。靴の甲部分を年100万足分生産する予定。新たに1,500人を雇用する。景気回復が順調に進めば、第2期、第3期と拡張を続け、それぞれ1,500人を追加雇用する方針。
残る2億1,500万バーツは、研究開発(R&D)施設の建設と、中部アユタヤ工場への靴型製造機の導入に投資。R&D施設の設置により、図面から見本を作成する期間を従来の12週間から1日に短縮できるという。また、靴型製造機の導入で、生産能力が20%増加すると見込む。現在は、エコーグループが生産する靴型の約80%をタイで生産している。
また、来年は、アユタヤ工場での革加工装置の導入に2億〜3億バーツを投じる計画。
今年の売上高は50億バーツを見込む。うち海外売り上げが48億バーツを占める見通し。輸出先は米国、ロシア、デンマークなど。来年の売上高は60億バーツに伸びるとみている。
エコーは、世界市場で、英「クラークス」、伊「ジェオックス」に続くシェア3位。タイ国内の高級靴市場ではシェア20%の首位という。中国、インドネシア、スロバキアにも生産拠点を持つ。生産能力はタイが最大。