フィリピン 2010年3月11日(木曜日)
1月輸出、95年以来最高の増加率を記録[経済]
国家統計局(NSO)は10日、1月の輸出額が前年同月比42.5%増の35億7,803万米ドルだったと発表した。2カ月連続の2けた成長で、単月ベースでは1995年4月以降で最も高い増加率を記録。主力の電子製品は前年同月から5割以上の伸びを示した。





輸出額全体の57%を占める電子製品は、51.2%増の20億3,360万米ドルだった。メーンの半導体など電子部品が59.0%増の14億6,702万米ドルとなったほか、伝達・レーダー機器は前年同月の7倍に相当する8,597万米ドルに急増。電子製品を構成する9品目のうち6品目がプラスを記録した。
電子製品を含む上位10品目では、5.5倍となったココナツ油、2.7倍のイグニッションなど、6品目が前年超え。一方で、バナナ(生鮮)が42.9%減、カソードが12.5%減と、ともに2けたの落ち込みを示した。
分野別でみると、製造が47.1%増の31億1,465万米ドルで、全体の9割近くを占めた。農産物は30.0%増の2億1,040万米ドル、鉱物は15.4%減の8,791万米ドルだった。
■日本向け最多
国・地域別の輸出先では、日本が49.9%増の5億7,998万米ドルで最多。米国が25.8%増の5億7,495万米ドルで続いた。上位10カ国・地域すべてがプラス成長で、シンガポールが2.9倍と最も高い増加率をマーク。前月、15カ月ぶりにプラスを記録した中国(本土)も、81.4%増と急伸した。