タイ 2010年3月25日(木曜日)
自動車生産13万台に倍増、20カ月で最高[車両]
タイ工業連盟(FTI)自動車部会が24日発表した2月の自動車生産台数は、昨年同月比109.4%増の12万7,849台だった。4カ月連続で増加し、台数は2008年7月以降で最高を記録。国内販売向け生産が2.6倍増と、前月の2.4倍増を超える好調だった。輸出は完成車・部品の合計額が過去17カ月で最高。FTIは生産台数が3〜5月も昨年同期比で倍増する見通しを示した。

乗用車の生産台数は昨年同月比2.3倍の3万6,854台。排気量別では、大幅増が続く2001〜2500ccが5.9倍増と最も伸びた。1トンピックアップトラックの生産は8万9,205台に倍増。1トン超のトラックは1.5倍の1,751台だった。
全体の国内向け生産は164.1%増の5万1,978台に上り、乗用車が2.8倍に、1トンピックが2.6倍にそれぞれ増加。輸出向け生産は83.3%増の7万5,871台で、乗用車と1トンピックがともに80%前後の伸びだった。
完成車(CBU)の輸出台数は66.0%増の7万4,063台。3カ月連続で増加した。アジア向けの2.5倍、豪州向けと欧州向けの2.1倍の伸び率が高かった。昨年初めに2けた増が続いた中東向けは5.7%減少した。
部品を含む輸出総額は68.4%増の474億8,519万バーツと、08年10月以降で最高。同部会の広報担当のスラポン氏は、輸出先各国の景気刺激策で市場が回復に向かっていると説明した。3月も輸出拡大に期待できるが、バーツ高が懸念されるとしている。
1〜2月の生産台数は、昨年同期比73.5%増の23万1,698台。乗用車は98.3%増、1トンピックは65.2%増、1トン超のトラックは64.8%増だった。完成車の輸出台数は41.0%増の13万2,588台だった。
■バイク生産38%増
2月のバイク生産台数は、昨年同月比38.2%増の20万1,615台と、3カ月連続で増加した。主に国内販売向けの完成車は24.4%増、輸出向けの完全組み立て生産(CKD)は102.9%増だった。
完成車・CKDの輸出は47.7%増の5万8,732台。部品を含む輸出総額は1.9%減の27億1,068万バーツだった。
1〜2月の生産台数は、昨年同期比28.0%増の40万820台だった。
■3〜5月も倍増予測
同部会は3〜5月の生産台数を、自動車が昨年同期比98.9%増の35万9,694台、バイクが24.8%増の45万1,879台と予測した。
今年通期の自動車の生産台数は、昨年比40.1%増の140万台の達成が確実とみている。