フィリピン 2010年3月30日(火曜日)
プレステ販売、SCEが比で公式に開始[IT]
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のアジア部門ソニー・コンピュータエンタテインメントアジア(SCEアジア)は29日、フィリピンでプレイステーションビジネスを3月27日から始めたと発表した。アジアでは9番目の展開国・地域。ゲーム端末は3機種、ゲームソフトは計15タイトルでのスタートという。
SCEアジアの発表によると、発売を始めたゲーム端末は「プレイステーション3(PS3)」2機種と、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」1機種。PS3の2機種は、◇120ギガバイト(GB)のハードディスクドライブ(HDD)を搭載したモデル(税込み希望小売価格=1万8,999ペソ)◇250GBのHDDを搭載したモデル(2万999ペソ)――となっている。PSPの税込み希望小売価格は9,999ペソ。
一方のゲームソフトについてSCE広報部は29日、NNAに対し、PS3用10タイトル、PSP用5タイトルの計15タイトルで始めたとコメントした。今後、ユーザーの反応を見ながら、徐々に増やしていく考えを示している。また、協力できるようなゲームソフト制作会社が今後フィリピンで見つかるようであれば、協力の可能性はあるとした。
SCEにとってフィリピンは、ベトナムに続く今年2番目のプレステ新規公式販売開始先。販売は、ソニーの現地法人ソニー・フィリピンと協力して行う。全国展開するが、まずはマニラ首都圏をはじめとする都市部中心になる見込みとしている。具体的な販売目標は「非公表」(SCE広報部)という。
■並行輸入対策「めど付いた」
フィリピンも他の多くのアジア市場と同様に、ライバル社のものも含め、公式販売が始まっていないゲーム端末が並行輸入などの形で出回っている。この点についてSCE広報部は、「フィリピンでも従来から対策を取ってきた」と述べ、今回、(より効果的な)対策のめどが付いたことを受け、公式販売に踏み切ったと説明した。
海賊版防止など、ゲームソフトの知的財産権保護も重要課題だ。この点でもSCEは、フィリピンで協力できる人々・組織と従来から手を打ってきたとした。今後、当局による知的財産権保護キャンペーンなどの機会があれば、協力も視野に入れるとしている。