タイ 2010年7月5日(月曜日)
複合機販売11%成長目指す:キヤノン、年内に23機種を投入[IT]
キヤノン製品を販売するキヤノン・マーケティング(タイランド)は2日、年内に複合機の新製品23機種を投入する計画を明らかにした。同日は11機種を発表した。政情不安による上半期(1〜6月)の消費停滞の反動から、下期の需要拡大を見込んでいる。
モノクロ複合機は、「イメージランナー2520」など5機種で、販売価格が5万〜17万バーツ。カラー複合機は、「イメージランナー・アドバンスC5000」シリーズなど4機種と、デジタル複合機の「イメージランナー・アドバンス・C9000 プロ」シリーズ2機種で、販売価格が20万〜50万バーツ。
残り12機種は第3四半期(7〜9月)に発表する予定で、9割がカラー複合機という。また、このほど製品ロゴを刷新した。
国内政情不安の影響から上半期(1〜6月)の売上高は、前年同期比4%減少した。前年比減収は5年ぶりという。ただ、6月の売上高は前年同月比22%増の1億1,500万バーツと急増した。新製品投入により、通年の売上高は前年の11億バーツから11.5%伸びると見込む。昨年は1%成長にとどまった。
法人担当のビジネス・イメージング・ソリューション(BIS)部門のスントン・ゼネラルマネジャーは、政府の国内総生産(GDP)成長率見通し5〜6%に合わせ、複合機市場も拡大すると予測。今年の複合機市場は前年比5%増の2万2,500台規模(トナーサイズA4、A3)に拡大すると見込む。
現在の市場シェアは20.4%で首位。年内に21%に引き上げる目標で、昨年比10%増の1億バーツを投じて販促を実施する。
■リース顧客が増加
BIS部門の売上高の内訳は75%がコピー機器販売、25%がリースという。リース顧客の売り上げ比率が増加しつつあり、今年は40%まで拡大する見通し。同社では保有する貸し出し用機器の台数を増やして、需要増に対応している。1社で200台をリースする企業もあるという。