インドネシア 2010年7月29日(木曜日)
外国投資実現 36兆ルピア:4〜6月、前期から横ばい[経済]
投資調整庁(BKPM)が28日発表した4〜6月の外国・国内投資実現額(石油ガス、金融等を除く)は前年同期比55.8%増の50兆8,000億ルピアだった。外国投資実現額は前期比0.6%増の35兆6,000億ルピア。日本は国別順位で前期の6位から5位に上昇している。
ギタ長官は、多くの投資実現が既存企業の拡張だったと説明した。その上で、中国やベトナムからの繊維や製靴、電子産業の移転もあったと述べている。
4〜6月期の投資実現額のうち、4兆4,000億ルピアは、恒久事業認可(IUT)保有企業の設備投資額と説明している。
これを除くと、外国投資実現額が33兆3,000億ルピア、国内投資実現額が17兆1,000億ルピアだった。
1〜6月の外国・国内投資実現額は前年同期比39.9%増の92兆9,000億ルピア。前年同期の公表済みの統計統計は恒久事業認可基準で、今年の投資が実現した時点の数値とは違うために、外国投資実現額だけの増減は明らかになっていない。
今年通期の目標は外国投資実現額が前期比18.5%増の160兆ルピアで、同長官は上半期で通期の58%に達していると述べ、目標達成を楽観視していると強調した。ただ、インフラ投資を加速させる必要があり、現状の数値に満足してはいけないと発言している。2014年までの総固定資本形成の成長率目標を18〜20%と説明した。BKPMが管轄する投資認可は、総固定資本形成の9%にすぎず、通期の総固定資本形成目標額は1,800兆ルピアと語っている。
■日本、前期比倍増
国・地域別の4〜6月期の外国投資実現額は、日本が2億米ドルとなり、前期の9,970万米ドルからほぼ倍増した。件数も40件から98件に2.5倍増加している。順位は前期の6位から5位に上昇した。
金額首位は前期に続きシンガポールで、2.3倍増の16億米ドルと外国投資総額の39億米ドルの41%に達している。件数は62件から156件に2.5倍増している。2位の香港は前期の34位から急上昇。27件の8億米ドルの投資を実現した。米国は25%減の3億米ドル、オランダは9位から5位に上昇し3.3倍増の2億米ドルだった。
セクター別の外国投資実現では、運輸・倉庫・通信が前期に続き最大で66.7%増の15億米ドルだった。鉱業は14.3%減の6億米ドル、商業・修理が4倍増の4億米ドル、電力・ガス・水道が57.1%減の3億米ドルとなっている。4位以降のその他合計は、35.7%減の9億米ドルだった。