ベトナム・インドシナ 2010年8月2日(月曜日)
バイオガソリンを発売へ:ペトロベトナム、5都市で[資源]
国営ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)は8月から、国内5都市でバイオ燃料を混合したガソリン「E5」を売り出す。タインニエン電子版やベトナム国営通信(VNA)などが報じた。
E5はキャッサバやサトウキビ由来のエタノールを5%混合した製品で、販売価格は1リットル当たり1万5,450ドン(81米セント)。オクタン価92のA92ガソリンよりも価格を低めに設定している。A92の販売価格は8月1日現在、1万5,990ドンだ。
まず5都市(北部ハノイ、ハイズオン、ハイフォン、南部ホーチミン市、ブンタウ)のガソリンスタンド20カ所で販売を開始。さらに3都市(中部ダナン、フエで各3カ所、南部カントーで各5カ所)を開設する。
ペトロベトナムは2012年にはE5の販売拠点を計4,300カ所にする意向。同年にはE5を年間2億4,000万リットル販売する方針だ。
同社は現在、こうした展開に向け、計2億4,000万米ドルを投じて国内3カ所でエタノール工場を新設しているという。
ペトロベトナムは08年9月にE5の試験販売を開始したが、バイオ燃料に関する品質基準がなかったことなどから、発売からたった6日間で販売を停止した経緯がある。その後、政府は昨年、バイオ燃料の品質管理についての規則を導入するなどし、普及に向けた法的枠組みを構築してきたという。
今回のE5の再投入に当たり、ペトロベトナムの幹部、リー・ホン・ドゥック氏は、「これまで多様な車種で実験を重ね、良好な結果を得られた」と自信をのぞかせている。