インドネシア 2010年8月11日(水曜日)
二輪車生産 連続で過去最多:7月、前月比5%増69万台[車両]
インドネシア二輪車製造業者協会(AISI)加盟6社の7月の二輪車生産台数は、前月比4.7%増の69万5,974台と2カ月連続して過去最多を更新した。前年同月比は26.8%増だった。上位2ブランドがともに30万台を超えて、それぞれ過去最多を更新している。
AISIのまとめによると、1〜7月の累計生産台数は前年同期比38.8%の431万9,697台に達している。今年から加盟したインド系TVSモーター・カンパニー・インドネシアをのぞいても430万7,996台と、前年同期を38.4%上回っている。
7月単月の日系上位3ブランドは今年最多を記録した。5カ月連続首位のホンダは、前月比7%増の32万3,231台で初めて32万台を超えた。前年同月比では36.3%増加している。
アストラ・ホンダ・モーターは同月、主力のカブタイプ「レボ」(110cc)に新型オートマチックトランスミッション(AT)の「CVマチック」を搭載した「レボAT」を加えている。また来年末に生産能力を400万台に拡大する計画も発表している。
ヤマハは、前月比3.5%増の30万9,800台で、4月以来3カ月ぶりに2度目の30万台超となっている。前年同月比は19.7%増加した。ヤマハも2012年までに360万台まで生産を拡大することを明らかにしている。
スズキは前月比0.2%増の5万2,766台と2カ月連続の5万台超となった。前年同月比は17%増加している。
カワサキは、今年最多だった前月から1.2%減の8,257台だった。前年同月比では30.4%増と6ブランド最大の伸びを記録している。
インドのTVSは前月比13.1%減の1,860台だった。同月には主力の110ccモペッド「ネオ」の新型を投入したと発表している。ネオは2007年の国内投入以来2万6,000台を販売した。燃費効率が旧モデルよりも改善しているという。首都圏での販売価格は、キャストホイールが1,150万ルピア、スポークホイールが999万ルピア(ともに警察登録料込み)となっている。
地場カンゼンの7月の生産台数は前月比20%増の60台で、6ブランド中最大の伸びとなった。ただ前年同期比では46.4%減少している。
全体の7月の輸出台数は、前年同月比10.6%減の2,569台だった。最大のヤマハが前月と同じ1,700台、TVSが39.2%減の548台、ホンダが50.2%減の135台、スズキは前月から横ばいの2台だった。
■1〜7月は最大4割増
1〜7月のブランド別累計生産台数は、ホンダが前年同期比41.7%増の199万8,977台、ヤマハが37.1%増の196万400台、スズキが28.5%増の30万1,998台、カワサキが32.5%増の4万6,106台、カンゼンが71.6%減の515台となっている。前年同期が明らかになっていないTVSは1万1,701台だった。