フィリピン  2010年8月18日(水曜日)
新車販売、7月は38%増:伸びさらに加速[車両]

フィリピン自動車工業会(CAMPI)が発表した7月の新車販売台数は、前年同月比37.7%増の1万5,972台だった。前月に続き1万5,000台を突破し、単月ベースで今年最高を更新した。CAMPIは、消費者・企業景況感の改善に支えられ、今後も好調が持続するとの見方を示している。



1〜7月の累計販売台数は前年同期比37.2%増の9万8,119台で、上半期(1〜6月)の増加率を0.1ポイント上回った。CAMPIのエリザベス・リー会長は、この結果を受けて、「下半期も引き続き好調を維持していることの表れ」とコメント。消費者や企業の景況感改善が自動車販売に好影響を与えていると指摘した。

リー会長はまた、アキノ政権が密輸自動車の取り締まり強化策を打ち出していることも、業界に多大な恩恵をもたらすとの認識を示している。

7月の販売台数をメーカー別にみると、上位7社すべてがプラス成長を達成した。首位のトヨタ・モーター・フィリピンは、前年同月比39.0%増の5,252台となり、前月に続き5,000台を突破。単月で今年最高を記録した。「ビオス」「イノーバ」の2車種が1,000台を上回り、全体の販売台数を押し上げた。同社は今年通年で「最低でも5万5,000台(前年比19%増)」(菅田社長)との目標を掲げている。

■韓国勢は倍増

2位の三菱モーターズ・フィリピンズは23.7%増の2,851台と引き続き好調。3位の現代自動車は2.3倍増の2,002台に急増。韓国勢では、起亜自動車の販社であるコロンビアン・オートカーも2.2倍増の709台だった。同社は1〜7月累計で3,503台を記録し、昨年通年の3,761台に迫るハイペースぶりをみせている。

4位のホンダ・カーズ・フィリピンズは10.9%増の1,672台。「シティ」などの好調を受け、2カ月ぶりの2けた成長となった。5位のいすゞフィリピンズは26.8%増の1,042台で、3月に続き今年2回目の1,000台超となった。

乗用車とスポーツ多目的車(SUV)などを含む商用車の比率は36対64。乗用車が48.1%増の5,807台、商用車が32.4%増の10,165台だった。車種別の販売台数では、トヨタの2車種のほか、三菱の「モンテロ」が1,000台の大台を突破した。(「『7月の新車販売』関連資料」に関連の表)



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