マレーシア 2010年9月24日(金曜日)
トヨタ、アルティス販売倍増へ:2L車追加、エンジンも刷新[車両]
UMWトヨタ・モーターは23日、セダン「カローラ・アルティス」のマイナーチェンジモデル4タイプを発売すると発表した。従来の1.6および1.8リッター車に加えて2リッター車を投入するほか、新方式エンジンとトランスミッションを搭載するなど大幅な改良を加えた。販売目標は、現在の月400台の2倍となる800台に設定している。
日比隆副会長はNNAに対し「2リッターモデルを追加した分、販売台数を純増させたい。アルティス販売全体の半分近くを期待する」と述べた。UMWトヨタは1966年の初代カローラから数えて10代目に当たる「アルティス」を2008年3月に投入。新モデルはこれを改良したもので、「2.0V」「1.8G」「1.8E」「1.6E」の4タイプとなる。
2リッターモデルを追加した背景には、ホンダの競合車「シビック」と「互角に持っていきたい」考えもある。トヨタはマレーシアで「カムリ」「アルティス」「ビオス」の3クラスのセダンを展開するが、同様のラインアップをそろえるホンダに対し、中位クラスで出遅れていた。シビックはすでに2.0リッターモデルがある。
■エンジン刷新
マイナーチェンジながら、基幹のエンジンとトランスミッションを刷新したのが大きな特徴。エンジンは全4タイプに新開発のデュアルVVTi(可変バルブタイミング)機構を搭載。従来型の吸気バルブに加えて排気バルブを制御するもので、給排気を効率化させて出力と燃費を向上させた。トランスミッションは1.8および2.0リッターモデルでは、CVT(連続可変トランスミッション)を採用。動力の伝達効率と燃費を高めた。
従来と同様にタイから完成車(CBU)を輸入して販売する。価格はグレードなどにより10万6,000〜13万2,000リンギ(約286万〜356万円)。すでに300件以上の先行予約を受けており、今後は2リッターモデルを中心に本格的に売り込む。