タイ 2010年9月28日(火曜日)
風味調味料の生産、3割増強:味の素、ノンケー工場拡張[食品]
タイ味の素は、中部サラブリ県ノンケー工場で風味調味料の生産を増強する。投資額は3億4,960万バーツ。6月に増設部分の工事を開始しており、来年6月に完成、翌7月に生産開始の予定だ。生産能力は3割強拡大する。
ノンケー工場ではタイ料理に幅広く使用される風味調味料「ロッディー(Ros Dee)」と粉末スープの素「スープ・ディー(Soup Dee)」)を生産している。ロッディーの販売が好調なことを受け、増産に踏み切る。両製品を合わせて現在の年産能力は約4万トンで、増強後は33%増の5万3,000トンに引き上げられる。
従業員は正社員、派遣社員含めて約800人で、増強後は約70人増える予定だ。ノンケーの風味調味料工場は2005年に稼働開始。敷地面積は26万平方メートル。
隣接地には、缶コーヒーとレトルト加工食品の2工場があり、08年から操業している。缶コーヒー工場では「バーディー・ロブスタ」を生産しており、年産能力は1,200万ケース。またレトルト工場は日本向け輸出用の「クックドゥー」ブランドの専門工場で、年産能力は約84万ケース(約3,000万個)という。
味の素はタイを東南アジアの生産拠点と位置付けており、全土に工場を持つ。中部ロッブリ県とアユタヤ県に冷凍食品工場、北部カンペンペット県にグルタミン酸ナトリウム(MSG)・核酸系調味料工場、アユタヤとバンコク西郊ナコンパトム県に飲料工場、バンコク東郊サムットプラカン県にMSG・「バーディ・3in1」工場、バンコク都内に即席めん工場がある。
今年6月にはカンペンペットの第2工場を拡張し、核酸系調味料を増産することで投資委員会(BOI)から認可を受けた。投資総額は34億バーツ。