マレーシア  2010年9月29日(水曜日)
ソニーが3Dテレビ発売:販売店もリニューアル[IT]

ソニー・マレーシアが3D(3次元)対応製品の拡充と販売体制の強化を加速している。28日には液晶テレビ「ブラビア」の3D対応機種3シリーズ6モデルを正式に発売。併せて、直営販売店の「ソニー・スタイルKLCC店」もリニューアルした。3Dを軸にソニーが持つコンテンツの強みと販売網を効率的に融合させ、テレビを中心に関連製品を売り込む。



須藤直以社長は、3Dテレビの発売について販売目標は明らかにしなかったものの、手応えはあると説明した。現在ソニーが持つ3D対応の製品はデジタルカメラ、ブルーレイディスク・DVDプレーヤーといったハード、映画やゲームなどのソフトを合わせて計18製品あり、これらを武器にトータルで製品を売り込む狙い。例えば、デジタルカメラで撮影した3D写真はHDMIケーブルでつなぐことで3Dテレビで見ることができるといった点をアピールしていく。

今回発売するモデルは、バックライトの明るさを部分制御する「ダイナミック・エッジLED(発行ダイオード)」を搭載。高コントラストと低消費電力、テレビのスリム化を一段と高めた。「モノリシック(一枚板)・デザイン」を採用し、電源を切った状態でのテレビ画面と外側枠を一体化することで、デザイン性も向上させた。

ラインアップは「NX710」(40型、46型)、「NX810」(55型、60型)、「NX900」(52型、60型)。すべてマレーシアで生産して販売する。価格は1万〜3万3,000リンギ。

マレーシアではパナソニックが今月初めに薄型プラズマテレビ「ビエラ」の3Dテレビを発売している。ソニーの須藤社長はマレーシアの3Dテレビ市場規模について、月150〜200台程度との見方を示した。

■ソニースタイルKLCC店改装

ソニーは同日、ソニー・スタイルKLCC店をリニューアルオープンした。3Dを前面に打ち出すとともに、ソニーが持つすべての製品を店内に陳列することでエンターテインメント性をアピールし、来店客の需要を喚起する。ワンストップセンターとしての役割も担い、販売からサービスまでを一貫して提供する。店舗面積は7,000平方フィート(約650平方メートル)。ソニースタイルは現在4店舗。その中でKLCC店の売り上げは最大規模で、現在の来客数は月間5万人という。

マレーシアの販売店数は今年3月時点で100店舗を達成。直営店の「ソニー・スタイル」が4店、ソニー専売店「ソニーセンター」が70店、家電量販店が26店となっている。今後も店舗数を拡大する計画だが、「店舗の質を重視する」(須藤社長)方向だ。

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