中国 2010年9月30日(木曜日)
すべての車両と運転手を検査:広州がアジア大会で[運輸]
広州市公安局はこのほど、同市内全域の機動車(自動車、二輪車、そのほか電動車などエンジン付き車両全般を含む)と運転手、また自動車免許保有者に対し、所有権などを明確にするための検査を実施していることを明らかにした。11月に開催される「アジア競技大会」に向けた安全確保のためとしている。
公安局の通知文書によると、運転免許を持つ市民は近くの派出所で運転免許証と身分証明書を持参し登記。機動車を所有している場合は、ナンバープレートの数字、車種や車体の色、運転している人の氏名や連絡先など個人情報を書き込む。1車両を複数の運転手が使用している場合も、それを記入する必要があるという。自家用車を所有している人だけでなく、会社や組織所有の車も検査対象となっているようだ。
期間は今月23日〜来月15日までとしているが、同公安局はアジア大会前まの終了を目指し、すでに今月上旬から市内各地で実施している。関係者は検査の目的について「車と運転手を一致させることで、市外から入ってくる車を識別し、安全性を確保するのが狙い」と分析している。
29日付南方都市報によると、越秀区在住で自動車を所有する女性が、派出所に電話で呼び出され、運転免許証と身分証明書を持って近くの警務室で登記するよう促されたケースも報告されている。広州市はアジア競技大会中のテロなどを警戒し、空港や列車、地下鉄、港などでの警備や検査を強化している。<広東>