台湾 2012年1月31日(火曜日)
テイクオフ:台北の夜に響く「エリー…[社会]
台北の夜に響く「エリーゼのために」のオルゴール音はゴミ収集車の接近を告げる。すかさず、台北市指定の有料袋に詰めたゴミをつかんで指定場所へと急ぐ。町内の主婦や学生が袋をぶら下げ、わらわらと駆け出してくる。生ゴミとその他用のトラックがペアで到着すると、各人が一斉に投げ込んで終わる。台北の街々で毎夜繰り返される光景だ。
収集時間は大体午後8時から10時。逃すとゴミがたまるから、酒の付き合いも早々に帰宅しないとならない。夜のひとときがゴミに振り回されるようで、当初いらいらしたけれど、最近は良い面もあると思い直した。
収集場所が散らかる心配がないし、作業員の目があるので、ゴミを分別するし有料袋もちゃんと買う。少し苦労する分、ゴミを減らそうという気にもなる。日本もカラスのゴミあさりに悩むなら、台北のまねをしてはどうだろう。(井)