フィリピン 2012年2月1日(水曜日)
テイクオフ:日系企業などが当地に進…[社会]
日系企業などが当地に進出する際のメリットに挙げることの多いフィリピン人の英語の能力。実際、数多くの国民が英語を理解し、現地語とのバイリンガルは当たり前といった印象を覚える。
当地の経済を支えているのは、コールセンターなどのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と、OFWと呼ばれる海外出稼ぎ労働者からの送金とはしばしば指摘されるが、これらも世界共通語である英語に通じていることが有利に働いているのは間違いない。
そうした中で、政府はこれまでの英語による学校授業を改め、小学校低学年を対象とした授業はローカルの言葉を使うことを決めた。英語が苦手なために授業についていけない子どもを減らす意図とのことだが、当地の最大の武器のひとつである英語力を損なうことなく、国民の教育水準を上げられるか新たな試みの結果が注目される。(須)