香港  2012年2月2日(木曜日)
テイクオフ:香港政府の予算案に絡ん…[社会]

香港政府の予算案に絡んで、かつて「オオカミ少年戦術」という言葉があった。曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官が財政長官時代に使っていた手法で、発表前には「弱者に配慮するような財政的余裕はない。逆に増税だ。予算案に期待するなよ」などと市民を失望させる発言を散々繰り返しておいて、いざフタを開けてみると、予算案には一定の弱者配慮などがきちんと盛り込んであるという形。事前に脅すことで、喜びを倍増させる狙いだった。今思い返すと懐かしい。

さて曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官が1日発表した曽蔭権政権最後の予算案。こちらは事前に予告した上で、新たな金融危機リスクをにらんだ負担軽減措置など、各種の市民生活支援策が並べられた。

もっとも本年度は修正で付け加えられた永久居民への現金支給は、今回は原案段階ではなし。さあ市民の反応はいかに。(和)<香港>

[P  R]

[P  R]

NNA News Headline記事一覧

Yahoo!ブックマークに登録Yahoo!ブックマークに登録