台湾 2012年2月6日(月曜日)
テイクオフ:馬英九総統の任命を受け…[政治]
馬英九総統の任命を受け、陳冲行政院長率いる新内閣がきょう6日発足する。欧州債務危機の波及に備えて粒よりの経済内閣となった。いずれも行政のプロや専門家であり、能力をいかして辣腕を振るい、米国や中国とも堂々と渡り合えそうだ。日本の閣僚との違いにため息が出てしまう。
議員秘書時代の経験で言うと、日本の閣僚つまり国会議員は、実は能力の高い人が多い。学歴も台湾の閣僚に劣らない。なぜそうみえないかといえば、私見では選挙のせいだ。当選3回ぐらいまではあの大騒ぎに全精力が費やされ、公務の経験を積んだり勉強をしたりする時間がないまま消耗してゆく。ようやく閣僚に上り詰めた時はもう普通のおじさん、おばさんに近い。
日本も台湾あるいは地方自治体のように、非議員で行政府をつくらないと素人然とした閣僚のオンパレードが続くと思う。(井)