香港 2012年2月10日(金曜日)
海運値上げラッシュ、OOCL年初来4回目[運輸]
海運業界では、複数の企業が3月にかけて、アジア〜欧州航路の運賃を引き上げる。このうち、香港系海運大手のオリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ラインズ(東方海外貨櫃航運=OOCL)は、来月15日からアジア〜オセアニア航路の運賃を1TEU(20フィート標準コンテナ換算)当たり300米ドル(約2万3,200円)引き上げることを決めた。同社による個別航路の運賃値上げは年初来4回目となる。
9日付信報によると、OOCLは年初来、インド・パキスタン・中東〜北欧航路、アジア〜欧州西回り航路、北欧〜アジア航路の運賃値上げを相次いで発表していた。
このほか、アジア〜欧州航路ではデンマークのマースクライン、台湾の長栄海運(エバーグリーン・マリン)、仏CMA−CGM、中国本土の中海集装箱運輸が3月1日に値上げを予定している。
証券市場関係者は、海運不況が続く中、運賃の上昇基調が続けば、需要期に損失縮小が見込めるとみている。<香港>