台湾 2012年2月13日(月曜日)
テイクオフ:中国と台湾の交流拡大が…[社会]
中国と台湾の交流拡大がこの領域にも入ってきたか。中台で異なる言葉の使い方を対比一覧にまとめたデータベース「中華語文知識庫」が完成した。馬英九総統が就任時に公約していたもので、開設記念式典で「これはわたしの政治的見解。繁体字、簡体字のどちらかを放棄するといった問題ではない」と語った。
経済と文化と政治。一番手をつけにくい政治を後回しにして、順々に中台を緊密化させている。馬総統はもともと、繁体字が中華文化の正統と強く主張する派。対比の後には何も来ないのか。
「敵を騙すのはまず味方から」と中国から実利を引き出す策略家なのか、ただ歴史に名を残したいだけなのか。華人として「中華は一つ」と強い感情を心の奥底に忍ばせているかはうかがい知れない。将来、自伝でも出版されれば、本音の断面くらい明らかになるのかもしれない。(映)