インドネシア  2012/05/14(月曜日)
4月の自動車販売、前年比43%増の8.7万台[車両]

インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)がまとめた4月の自動車販売台数(出荷ベース)は8万7,035台だった。前年同月に東日本大震災の影響で大幅に落ち込んでいた反動で43.3%増の伸びを見せた。前月比もほぼ横ばいで、引き続き高水準となった。ガイキンドは自動車ローンの規制もあり、下半期(7~12月)には失速し、通年では前年を割り込むとの見通しを示している。



首位のトヨタ自動車(レクサス除く)は前年同月比62.2%増の3万4,264台。単月の過去最高を更新した。シェアは39.4%となり、前月の38.0%から拡大した。

2位のダイハツ工業は前年同月比67.5%増の1万3,664台。シェアは15.0%で前月と変わらなかった。3位の三菱自動車(三菱ふそうトラック・バスを含む)も10.1%増の1万2,020台で2桁成長した。シェアは13.6%だった。

スズキは6.4%減の6,791台となり、上位10ブランドで唯一前年割れとなった。ただ、3カ月連続で4位を維持した。シェアは8.2%。

このほか、日産自動車、ホンダ、日野自動車が前年同月比で65~99%増と大幅に販売台数を回復させたほか、韓国・起亜自動車が3倍の伸びを見せたのが目立った。

前月比では上位10ブランドのうち、スズキ(5.4%減)、日産(9.3%減)、ホンダ(20.3%減)など6ブランドがマイナス成長だった。上位10ブランドの順位に変動はなかった。

■通年、87.5万台と予測

1~4月の販売台数は前年同期比17.9%増の33万7,622台となった。首位のトヨタは22.3%増の13万320台でシェアは38.6%。これにダイハツ(31.5%増の5万3,763台、シェア15.9%)、三菱(7.6%増の4万8,585台、シェア14.4%)が続いた。

上位10ブランドで最大の伸び率を見せたのは起亜(3.3倍の4,686台)。これに対し、マイナス成長にとどまったのはスズキ(2.3%減)、ホンダ(24.5%減)、フォード(43.2%減)。タイ洪水の影響が大きかったホンダ、フォードの下げ幅が大きかった。

ガイキンドのジョンキー副会長(現代自動車の総販売代理店ヒュンダイ・モーター・インドネシア社長)は11日、NNAに対し、「上半期の販売台数は先月後半に示した50万台を維持する」と話した。

ただ、下半期は6月半ばから導入される自動車ローンの規制により、頭金の支払いが30%以上(ファイナンス会社経由は25%以上)となるため、販売が減速すると指摘。通年では昨年の89万4,180台を下回る「87万5,000台になる」との見通しをあらためて示した。



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