インドネシア  2016/02/01(月曜日)
政府保証なしを再度強調、ジャワ島高速鉄道[運輸]

インドネシア政府は、ジャワ島高速鉄道プロジェクトを政府保証なしで進める姿勢を改めて強調している。運輸省鉄道課のヘルマント局長は1月29日、同プロジェクトを手掛けるインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)から、事業への政府保証を求められたと明らかにし、「国家財政への負担を増やすことはしたくない」としてこれを拒否する考えを示した。

30日付各紙が伝えた。KCICは、事業がとん挫した場合の法的保証が必要だとして、インドネシア政府に保証を求めたもよう。高速鉄道プロジェクトは21日、ジョコ・ウィドド大統領が出席し、起工式典が西ジャワ州バンドンで執り行われた。KCICは中国開発銀行からの約55億米ドル(約6,670億円)借り入れで事業資金を賄う計画だが、運輸省の建設認可などがまだ下りていない。

ジョコ大統領は29日、高速鉄道を含むインフラ整備事業の戦略的案件200件を定めた大統領令を発令。優先プロジェクトとして推進することを表明している。

高速鉄道の受注をめぐっては日本と中国が受注を激しく争ったが、インドネシア政府の財政負担をなくした中国案が昨年9月に採用された。

KCICは、インドネシアの国営企業4社と中国鉄路総公司をはじめとする中国のコンソーシアムによる合弁会社。

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