中国
日本の部品・製造装置メーカーは「新興国企業との果てしない生産コスト競争により疲弊。賃金低迷。セットメーカーが負けると、一周遅れで共倒れのおそれがある」――。こんな衝撃的な内容の報告書「日本の産業を巡る現状と課題」を経済産業省がまとめ、ネット上などで話題となっている。
報告書を裏付けるようなことが、東莞市内にある日系企業の生産現場でも起こっていると、知人は言う。日本から送られてくる部品に近年、品質の「荒れ」が目立つようになったのだ。
コスト低減競争により、日本の生産現場で働く人材の中心が短期的な派遣労働者などにとって替わられたことで、技術力低下につながっているのではないか。「中国製をばかにしていた時代は去り、ともすると技術でも日中が逆転する危機感すら覚える」という。(吉)<広東>