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トップ >> フランス>>政治>>社会党候補、オランド氏に:大統領選でサルコジ氏と対決へ[政治]
来春の大統領選挙の公認候補を選出する最大野党・社会党の予備選挙の決選投票が16日実施され、フランソワ・オランド前第1書記(57)がマルティーヌ・オブリー第1書記(61)を破り、正式に候補に選ばれた。与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ現大統領が再出馬すれば両者の一騎打ちとなる公算が大きいが、下馬評ではオランド氏が優勢だ。
現地報道によると、オランド氏とオブリー氏の得票率はそれぞれ約56%、44%。オブリー氏は最終結果を待たずに敗北を認めた。
今回の予備選ではフランスで初めて米国方式を採用。かつては約20万人の社会党員だけが投票していたが、1ユーロを支払って左派支持の誓約書に署名すれば、誰でも参加が認められた。結果的に約270万人が投票所に足を運んだという。
予備選は7月13日に立候補登録が締め切られ、両氏のほか脱グローバル化を訴えるアルノー・モントブール国民議会(下院)議員、2007年にサルコジ大統領と雌雄を決したセゴレーヌ・ロワイヤル氏ら6人が激しい選挙戦を展開。9日の第1回投票ではオランド氏とオブリー氏がそれぞれ約39%、30%の票を得て決選投票に駒を進めた。オランド氏は公職に就いた経験がなく、リール市長でもあるオブリー氏から経験不足を批判されていたが、オブリー氏が劣勢を跳ね返すのは難しいとみられていた。
ロワイヤル氏はオランド氏と事実上の夫婦関係にあったが、前回の大統領選ごろに関係を解消した。今回の予備選では第1回投票で敗れた後、決選投票でオランド氏を支持すると表明していた。
なお社会党の最有力候補と目されていた国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン前専務理事は、米ニューヨークでの強姦未遂容疑で起訴されたため予備選に出馬しなかった。後に訴追が取り下げられ、先には仏女性作家の性的暴行未遂でも不起訴になったものの、政界復帰のめどは立っていない。ストロスカーン氏は第1回投票でオブリー氏に投票したという。
■サルコジ大統領は劣勢
次期大統領選は来年4月22日に第1回投票、5月6日に決選投票が行われる。フランスの大統領選では第1回投票で過半数を獲得した候補がいない場合、得票率で上位の2人が決選投票に進む。2007年の前回はロワイヤル氏との一騎打ちの末、サルコジ現大統領が勝利した。サルコジ氏はまだ正式に出馬を表明していないものの、再選に意欲を示しているとされる。
だが最近の世論調査では、サルコジ氏の支持率はオランド氏とオブリー氏を下回っている。オランド氏は「サルコジ氏の政策にもはや耐えられない人々を擁護する」と大統領選への意欲を示した。オブリー氏も「オランド氏が7カ月後に大統領となれるよう、持てるすべての力とエネルギーを注ぐ」と全面的なバックアップを約束した。
[P R]
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