英国
政府、RBS前CEOの爵位を剥奪[金融]

英内閣府は1月31日夕、称号没収委員会による勧告に従い、金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)のフレッド・グッドウィン前最高経営責任者(CEO)に授与した「ナイト」の爵位を剥奪すると発表した。

RBSはグッドウィン氏がCEOを務めていた2008年、金融危機により多額の損失を出した。これを受け、政府は450億ポンドの公的資金を注入、同行を事実上国営化する事態に発展した。内閣府は、同氏のCEO在任中にRBSが破たん寸前に陥り、英国金融システムの信頼を大きく損なった責任を重く見て、爵位の剥奪を決めたとしている。

グッドウィン氏は2004年、「銀行界への貢献」を認められ、エリザベス女王から爵位を受けていた。

今回の動きについて、与野党の幹部はおおむね歓迎の意を示している。一方、「一個人や一金融機関行が金融危機を引き起こす原因にはなり得ない」と懐疑的な声も聞こえる。

RBS幹部への報酬をめぐっては先月、スティーブン・へスター現CEOに対する昨年分の賞与として96万3,000ポンドを全額株式で支給することが決まっていた。しかし、同行が政府の支援下にあるさなか、賞与を得るのは不適切との批判が国民の間で高まり、同CEOは受領辞退に追い込まれている。

[P  R]

[P  R]

[P  R]

NNA News Headline記事一覧