英国
アストラゼネカ、7千人超を整理:主力薬の特許切れが利益圧迫[医薬]

製薬大手アストラゼネカは2日、7,300人を追加削減すると発表した。これにより2014年末までに年間16億ドルを節減できるという。同社は2007年以来、計2万1,600人を整理してきた。



アストラゼネカは向こう5年で多くの主力薬が特許切れを迎えるが、これらに代わる新薬の開発も進んでいない。今回の削減規模は従業員全体の12%に相当し、21億ドルのコストを要するという。

■第4四半期は5%増益

アストラゼネカが併せて発表した第4四半期(2011年10〜12月)の税引き前利益は28億7,500万ドルとなり、前年同期比5%増加した。

売上高はほぼ横ばいの86億5,600万ドル。抗血栓薬「ブリリンタ(Brilinta)」(一般名:チカグレロル)の販売が振るわず、高脂血症治療薬「クレストール(Crestor)」(一般名:ロスバスタチン)も、米ファイザー製「リピトール(Lipitor)」のジェネリック薬(後発医薬品)との競争が激化している。

同社は2014年までに新薬の販売が年間の売上高を20億〜40億ドル押し上げると見込む。ただこれは1年前の予想(30億〜50億ドル)を下回っている。

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